日本国内ヘッジファンド主要23社一覧【おすすめランキング形式で紹介!】


こんにちは、東大卒ヘッジファンドオタクの投太郎です。

日本のヘッジファンドも欧米諸国に比べて数は少ないものの、結果を残したファンドが多くあります。今回は日本にあるヘッジファンドをおすすめ順に、ランキング形式で紹介したいと思います。

ファンドによって投資戦略はバラバラですが、日本語での説明を行なっているファンドも多いので、総じて国内で個人が購入を検討しやすいかと思います。ぜひ、投資判断の参考にして頂ければと思います。

さっそくおすすめ1位を見てみる

目次

なぜ、海外ヘッジファンドではなく国内ヘッジファンドを強くおすすめするのか

読者の皆さま

海外のPoint72みたいなヘッジファンドに投資したい!年間利回りも30%くらいあるんでしょ??

確かに、海外ヘッジファンドの中には、年間利回り30~50%といったようなバケモノ級のパフォーマンスを発揮しているものもいくつかあります。

ただ、いくらパフォーマンスの高いヘッジファンドでも購入できなければ意味ないです。調べるだけ時間の無駄かと思います。

海外ヘッジファンドを購入するためには
①最低購入金額の100万ドル(≒1.5億円)の用意ができる
②ビジネスレベルの英語ができ、契約書の締結等も問題なく行うことができる
③海外口座を持っている

など、最低限上記のハードルをクリアする必要があります。99.999%の方には難しいかと思いますので、最初から海外ヘッジファンドはスコープから外した方が賢明かと思います。

また、国内のヘッジファンドの中にも高いパフォーマンスを発揮しているファンドもいくつかあります。日本語の説明を行なっているファンドも多いので、まずはこちらの購入を強くお勧めします。

 

国内ヘッジファンド おすすめランキングの根拠について

今回は下記を基準におすすめヘッジファンドランキングを作成してみました。

①手数料控除後の実質利回りの高さ
②資金を運用するファンドマネジャーの手腕
③開示されている情報の多さ

ぜひ投資判断の参考にして頂ければと思います。

投太郎

なお、おすすめ1位のヘッジファンドについては実際に私も購入しています。

日本国内ヘッジファンド おすすめランキング1~23位

おすすめ1位 BMキャピタル


・代表者名
…森山武利

・運用開始…2013年
・年間利回り… 手数料差し引後で10%前後
・手数料… 購入手数料、管理手数料、成功報酬(ハイクォーターマーク)
・投資対象…日本株式
・投資戦略… 日本株ロングショート戦略、割安中小型株式、アクティビスト
・運用資産額… 80億~100億円
・最低購入金額… 1000万円

BMキャピタルは森山武利氏が代表を務める国内ヘッジファンドです。ファンドの運用は森山氏ではなく東大卒→外銀の経歴を持つファンドマネージャーが行なっています。

投資対象としては、日本の中小型上場株式を対象にしております。このような中小型の銘柄は、IR活動を本気で行っておらず、英語資料もロクに公開していないので海外のプロの投資家から相手にされていないことが多いです。

そのため、割安なのに放置されている銘柄も比較的多く、投資対象として旨味があります。

中には純資産が時価総額よりも大きい(つまり、丸ごと買収して解散させるだけで儲かる)銘柄もあり、BMキャピタルはこのように会社の保有資産に裏打ちされた底堅い運用を行なっている印象があります。

年間利回りも手数料控除後で10%前後ありますので、底堅い運用はしたいがしっかりとしたリターンは欲しいという方におすすめの投資先です。

また、購入者が多いためか、他のヘッジファンドと比べてネット上で情報がオープンになっている点もプラスポイントかと思います。私もBMキャピタルの情報をブログにまとめているので、ぜひご参考にしてください。

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おすすめ2位 タワー投資顧問

・代表者名…藤原伸哉
・運用開始…1990年
・年間利回り… 不明
・手数料… 10億円未満の場合0.55%~1%程度、成功報酬の場合20%程度
・投資対象…日本株式
・投資戦略… 日本株ロングショート戦略、割安中小型株式
・運用資産額… 1200億円

タワー投資顧問は、清原達郎氏が運用するファンドとして日本国内において最も有名な運用会社の一つであると言われています。

清原氏は2005年に納税長者番付一位になるなど、非常に強い印象を日本国内に残しています。東京大学を卒業後、野村証券に入社し、スタンフォード大学MBAを取得します。その後、ゴールドマンサックス証券、モルガンスタンレー証券を経て、タワー投資顧問に移籍します。

2005年の清原氏の納税額は約37億円で、年収も推定で100億円程度あったのではないかとされています。タワー投資顧問は、一般にマスコミなどで大きく報道されることが少ない運用会社ではあります。

一方で、清原氏のニュースのインパクトが非常に大きかったことから、日本の運用に対して大きな印象を与えたのも事実だと考えられます。

ただ、2006年のライブドアショックやその後のリーマンショックにより小型株が苦しい時期を迎え、ファンドとしては苦しい時期を迎えます。基準価格ベースで2009年2月には、72%もの下落を経験し、投資していた企業もいくつか倒産を経験したと言います。

また、AIJ事件により独立系の運用会社に対する風当たりが強くなった時期でもあり、大規模な資金流出を経験し厳しい時代も経験したとのことです。しかし、その後は順調に運用成績を取り戻し、良好な運用成績をあげています。設立当初から数十倍のパフォーマンスを達成しており、また、2009年のボトムからでも10倍以上のパフォーマンスとされています。

タワー投資顧問は、大量保有報告書などから日本株の割安な中小型株式に投資をする機会が多いとされています。また、過去には破綻した北海道拓殖銀行からまだ無名だったニトリ株を買い上げるなどして大きな利益を獲得したともされています。

 

 

おすすめ3位 みさき投資株式会社


・代表者名中神康議
・運用開始… 2013年
・年間利回り… 不明
・手数料… 運用報酬:最高1.8%、成功報酬:ハイウォーターマークに対して20%
・投資対象…日本株式
・投資戦略… 日本株ロングオンリー、エンゲージメント投資
・運用資産額… 1100億円

 

みさき投信は、日本のエンゲージメント投資のトップランナーの一つであり、中神康議によって設立されました。中神氏は、慶応義塾大学を卒業後、アンダーセンコンサルティング、コーポレートディレクションなど20年以上コンサルティング業務に携わっています。

「働く株主」のコンセプトの元、ソロモンスミスバーニー証券のトレーダーヘッドであった谷家衛氏が設立したあすかアセットマネジメント子会社として、あすかコーポレートアドバイザリー社長として運用業界に転じる。その後、あすかアセットマネジメントでの内紛などを経て独立し、みさき投資株式会社を設立します。

 経営者・従業員・株主の3者が企業価値を高めていくことを謳った「三位一体経営」を掲げています。中神氏の掲げる「山を動かす」とは、日本企業のROEを中心とする資本性指標が左に寄っている(低い)ことを問題視しており、この山を右に動かす(高くする)ことを目指しています。「山を動かす会」は中神氏を発起人として、経済学者の小林慶一郎氏などが参画しています。

ちなみに、エンゲージメント投資とは、議決権行使のみならず、企業との対話を重視する運用スタイルのことです。現在では、多くの運用会社で取り入れられている手法で、ESG投資が主流となってきたことの影響により、より一般に知られるようになっています。

 

おすすめ4位  レオス・キャピタルワークス株式会社 

・代表者名… 代表取締役 会長兼社長 藤野英人
・運用開始… 2003年
・年間利回り… 8%程度
・手数料…運用受託報酬 最大1.65%(年率、税込み)
・投資対象…日本株式
・投資戦略… 日本株ロングオンリー
・運用資産額… 1.1兆円


藤野英人氏が2003年に創設したひふみ投信を運用するのがレオス・キャピタルワークスです。ひふみ投信は運用開始以来で現在基準価格が50000円を超えるなど、非常に良好な運用成績を残しています。投資対象は大型から超小型、バリューからグロースと多岐に渡ります。

創設者の藤野英人氏は早稲田大学卒業後、野村投資顧問に入社します。その後、ジャーディンフレミング投信投資顧問、ゴールドマンアセットマネジメントを経て、レオス・キャピタルワークスを設立します。藤野氏は日本株の中小型・成長株の運用経験が長く、マスコミ対応も積極的で多くの書籍を出版しており、その考え方を広く伝えています。

「投資家みたいに生きろ」など、ベストセラーを多く生み出しています。藤野氏は、執筆家が運用を行っていると述べるほどに執筆活動に積極的であり、運用に対する考え方を広く伝えようとする意思が感じられます。

ひふみ投信は多くの受賞歴があり、2022年にはR&Iファンド大賞2022の投資信託10年/国内株式コア部門で優秀ファンド賞を受賞しています。10年部門では4年連続の受賞です。

ひふみ投信は、つみたてNISAなどで購入可能な投資信託を販売しています。その意味でも、個人になじみの深い運用会社なのではないでしょうか。また、現在はひふみ投信ワールドなど、グローバル株式に投資する投信も販売しています。

ひふみ投信の立ち上げ直後にリーマンショックを経験しており、大きな経営危機を経験しました。しかし、その後は優秀なファンドパフォーマンスを見せることで顧客を獲得することに成功し、非常に大きな規模の運用会社となっています。

ファンド残高が大きい状態でも、過去と同等のファンドパフォーマンスを維持することが可能なのかが非常に注目されます。その点では、より市場規模の大きい海外株式に投資するひふみ投資ワールドの活躍にも期待したいです。

ただ、機関投資家ではない一般個人が購入する場合、ヘッジファンドではなくひふみ投信といった投資信託への購入しかできない点には注意が必要です。

 

おすすめ5位 シンプレックス・アセット・マネジメント株式会社 


・代表者名代表取締役社長 水嶋浩雅
・運用開始… 1999年
・年間利回り… 不明
・手数料… 不明
・投資対象…日本株式、ロングショート戦略
・投資戦略… バリューアップ、ETFなど
・運用資産額… 1兆8000億円

 

シンプレックスアセットマネジメントは、1999年から長期にわたり日本の資本市場で運用を行ってきた老舗です。バリューアップ型のファンドやETFなど多様な戦略のファンドを抱えていることが特徴です。

受賞歴も多く、「シンプレックス・ジャパン・バリューアップファンド」が2022年にはR&Iファンド大賞2022の投資信託10年/(優秀賞)投資信託で最優秀ファンド賞を受賞しています。これは2年連続になります。

このほか、Simplex Oyako Fund がHFMアジアヘッジアワード2020において、Japanese Equity最優秀賞を受賞しました。「シンプレックス・ジャパン・バリューアップマスターカンパニーファンド」及び「シンプレックス”ネットキャッシュ株式”ファンド(的確機関投資家限定/年金向け)」がR&Iファンド大賞2020(確定給付年金部門)を受賞しています。

シンプレックスアセットマネジメントは、良好な運用成績を残していることも特徴ですが、日経のベアETFやブル2倍ETF、WTI原油ETFなど、投資家にとって有効な投資手段となりうるETFを組成しており、特徴的な運用会社の一つだと言えると思います。

 

 

おすすめ6位 スパークス・アセット・マネジメント 


・代表者名阿部修平
・運用開始… 1989年
・年間利回り… 不明
・手数料… 不明
・投資対象…日本株式
・投資戦略… ロングショート戦略
・運用資産額… 1兆5000億円

 

スパークス・アセット・マネジメントは野村証券出身の阿部修平氏が設立した運用会社であり、日本のヘッジファンドにおいて老舗になります。阿部氏は、上智大学を卒業後、バブソン大学でMBAを取得し、野村総研を経て、野村証券へ出向しています。

ヘッジファンドの戦略であるロングショート戦略を日本で始めて導入したとされています。「マクロはミクロの集積である」という投資哲学のもと、徹底的なボトムアップアプローチを採用しています。

阿部氏はニューヨーク勤務時の31歳の時、ジョージ・ソロスから1億ドルの資金運用を任せられたとされており、3年間従事しました。ジョージ・ソロスに自分の分析レポートを売り込み、その分析内容を認められたことで、多くの経験を積むチャンスをてにいれました。

阿部氏はこうした経験から、米国の古きヘッジファンド業態や、グローバルマクロ戦略のようなダイナミックな運用を直に体験することができた日本では数少ない人材の一人だと考えられています。

阿部氏は帰国後、スパークス・アセット・マネジメントを設立し、バリュー投資家であるウォレン・バフェットの投資手法を手本として、徹底した企業分析を基本とする運用を行っています。この点、グローバルマクロ運用を行っていたジョージ・ソロスとは、全く違った運用スタイルを選択している点に大きな特徴があります。

また、ベンチャー企業への投資なども行っており、グループ会社としてグリーンエナジー分野への投資も積極的に行っています。このほか、一時期韓国株式への投資が大幅に増えた時期もあり、変遷を経て大きく成長を遂げている運用会社です。

現在の人員は160名程度抱えており、東京証券取引所プライム市場に上場する企業であることも特徴の一つだと言えます。

 

 

おすすめ7位 あいざわアセットマネジメント 


・代表者名… 白木信一郎
・運用開始… 2021年
・年間利回り… 不明
・手数料… 基本報酬0.5%~5%、成功報酬5%~35%
・投資対象…日本株式
・投資戦略…ロングショート戦略、バリューアップ戦略 など
・運用資産額… 300億円

 

あいざわアセットマネジメントは、あすかアセットマネジメントとあけぼの投資顧問が合併して設立された運用会社です。

ソロモンスミスバーニー証券でヘッドトレーダーだった谷家衛氏が設立したあすかアセットマネジメントを前身とする運用会社です。谷家衛氏は東京大学を卒業後、ソロモンを経て、チューダーインベストメントで働き始めます。その後、チューダーインベストメントの日本法人をMBOする形であすかアセットマネジメントを設立します。

旧あすかアセットマネジメントは、ライフネット生命の設立や、マネックス証券、マネーフォワード、CAMPFIREなどに関与するなど、多くの業界に影響を与えるようなインパクトのある企業に影響を与える投資を行っています。

例えば、ライフネット生命は独立系インターネット生命保険会社で、谷家氏が出口治明氏を創業者として勧誘したことによって設立されました。出口氏は当時58歳で、日本生命保険から出向で子会社社長となりキャリアを終えようとしていた人物です。

さらに、谷家氏は、出口氏にハーバード大学MBAでベイカー・スカラーを獲得したこともある若手の岩瀬大輔氏を紹介し社長に据えました。岩瀬氏は、ハーバード時代のブログを偶然に谷家氏が読んでいたことによる出会いでした。谷家氏の活躍により戦後初の独立系生命保険会社の設立が可能となり、日本におけるネット生命が広く知られるところとなりました。

その後、内紛により中神康議氏が独立し、みさき投信を設立。旧あすかアセットマネジメントは、あけぼの投資顧問と合併する形で藍沢証券に買収され、あいざわアセットマネジメントとなります。

現在のあいざわアセットマネジメントは、複数の戦略を扱うヘッジファンド型のファンドと、プライベート資産運用を行うファンドの2つのタイプを扱っています。

ヘッジファンド型のファンドとしては、日本株を中心に株式、債券などに投資をするオポチュニティーズ戦略、日本株のロングショート戦略、バリューアップ戦略、保険リンクオポチュニティーズ戦略、トレードファイナンス戦略の5つです。プライベート資産運用を行うのは、セカンダリー戦略、共同投資戦略の二つです。

現在は、20名以上の役職員を抱える運用会社となっています。今後、あすかアセットマネジメントの運用を継承していくのか、ヘッジファンドスタイルでの運用を重視していくのか十分に見極める必要性があると考えられます。

 

 

おすすめ8位 ミョウジョウ・アセット・マネジメント 


・代表者名菊池真
・運用開始… 2003年
・年間利回り… 不明
・手数料… 不明
・投資対象…日本株式
・投資戦略… 日本株ロングショート戦略、ボトムアップリサーチ
・運用資産額… 不明

 

ミョウジョウアセットは、菊池真氏が2003年に設立した絶対リターンを追求するヘッジファンドです。ボトムアップリサーチにより年率20%を目指す運用を行っています。

菊池真氏は、1990年早稲田大学政治経済学部を卒業後、日本債券信用銀行に就職します。日本株式、米国株式、内外債券、およびワラントの運用を担当するなど幅広く経験を積んでいきます。

1993年マーキュリー投資顧問に移籍し、ファンドマネジャーとして日本株運用に従事します。

1999年ピーピーエム投信投資顧問に移籍。日本株チームのヘッドを任せられます。こうした大手運用会社での長期にわたる運用経験を経て、2003年ミョウジョウ・アセット・マネジメントを設立しました。

ミョウジョウアセットマネジメントは、レポート会員、および、双方向会員の有料情報サービスを行っており、富裕層、機関投資家以外の個人に対する業務も行っているなど、積極的な情報発信を行っています。過去には、ユナイテッド投信に対する投資助言を行い、投資信託も販売していたことがあります。

 

 

おすすめ9位 プルーガキャピタル 


・代表者名… 古庄秀樹
・運用開始… 2009年
・年間利回り… 不明
・手数料… 不明
・投資対象…日本株式
・投資戦略… プライベートエクイティ、債券投資、不動産など
・運用資産額… 不明

 

プルーガキャピタルは、古庄秀樹氏が設立したヘッジファンドです。

過去においては、AIなどを駆使した運用手法を手がけクォンツ運用を行っていたとされており、現在の所は不明です。メンバーとしては、債券系に強くメザニンや資金調達などへの投資が可能な点と、アカデミックな部分にも精通している人材が携わっているようです。

現在のプルーガキャピタルについての情報はあまり多くありません。不動産投資に対する積極的な開示は行われているようです。こうした情報をしっかりと吟味した上で、運用する必要があります。

 

おすすめ10位 暁翔キャピタル 


・代表者名
山口功一郎
・運用開始… 2009年
・年間利回り… 不明
・手数料… 不明
・投資対象…日本株式
・投資戦略… 日本株ロングショート戦略、中小型株式
・運用資産額… 200億円

暁翔キャピタルはUBS証券でトレーダーに従事していた、山口功一郎氏と浜野哲也氏が設立したヘッジファンドです。主力戦略は中小型株式のロングショート戦略で、中長期的なポジションと短期的なポジションの両方を持ちつつ、月次でのパフォーマンス積み上げを狙っています。

創業者の山口氏は、個人馬主としても有名です。20頭以上のJRA競走馬を所有したことがあり、多くの勝ち星を積み上げています。

ファンドとしては、ボトムアップリサーチを中心とした小型株式ロングショート戦略です。こうした、小型株式ロングショート戦略は日本のヘッジファンド戦略の特徴の一つであると言われています。

ヘッジファンドに限らず、小型株式市場はこの10年間多くの優秀なファンドを輩出してきたセクターです。比較対象が多くあるので、情報を広くとって運用することで、より良い投資を行うことができると考えられます。

 

おすすめ11位 ハヤテインベストメント


・代表者名
杉原行洋
・運用開始… 2005年
・年間利回り… 不明
・手数料… 2%(税抜き)の基本報酬と、20%(税抜き)の成功報酬を基準
・投資対象…日本株式
・投資戦略… 中小型成長株
・運用資産額… 不明

 

ハヤテインベストメントは、杉原行洋氏により設立されたヘッジファンドです。ハヤテという社名には、「古き良き日本の伝統や価値観を大切にしつつ、日本の産業全体に新しい風を吹き込みたい」との思いが込められています。

杉原氏は、東京大学を卒業後、ゴールドマンサックス証券にて株式トレーディングに従事します。その後、タワー投資顧問の清原氏にヘッドハンティングされ運用業界に転じます。

2024年からNPB(日本プロ野球)の2軍に13球団目として新規参入を目指しており注目されています。静岡市を本拠地として考えられており、NPB側も前向きな報道がなされています。

運用については、中小型成長株が主力であり、非常に高い運用成績を納めています。現在、事業の拡大をおこなっており、成長企業(金融)支援事業として、上場・未上場企業への成長資金提供をおこなっていたり、ディープ・テック事業として、AIと非接触センサリング技術を用いた乳幼児の健康・福祉・教育事業を行ったり、スポーツチーム・アスリートのDX支援を行ったりしています。

杉原氏は、ヘッジファンド運用のみならず、テクノロジーを含めて非常に多岐に渡る投資、事業展開をおこなっており、日本の金融市場をささせる一員として非常に大きな期待が掛かっています。

 

 

 

おすすめ12位 ベイビュー・ アセット・マネジメント 


・代表者名… 八木健
・運用開始… 1998年
・年間利回り… 不明
・手数料…申込み手数料3.85%、信託報酬2.31%、成功報酬(ハイウォーターマーク)22%
・投資対象…日本株式 、米国株式、マルチアセット
・投資戦略… ロングショート戦略など
・運用資産額… 3000億円

 

ベイビュー・アセット・マネジメントは、代表取締役社長兼CEOの八木健氏が米国サンフランシスコに本社を置くRS Investment Management社の子会社として1998年に設立しました。その後、2002年に八木氏および従業員によりMBOを行う形で独立系運用期間となりました。設立当初は、イノベーション投資を軸とした専門投資を行っていましたが、独立後は日本株式の自社運用を開始し、債券やマルチアセット運用も行っています。

2016年以降、Victory社との間に日本における独占的な運用業務提携契約を締結しました。Vicotry社は、中小型株運用に特化したRS社やIntegrity社、米国債券運用に強味を持つIncore社などのフランチャイズを傘下に持ち豊富なソリューションを提供できる体制となっています。

このほか、プライベートエクイティ、プライベートデットなどの運用会社とも提携契約を締結しており、ベイビュー・アセット・マネジメントのインハウス運用と併せて、幅広い投資対象を提供できる体制を構築できています。

ベイビュー・アセット・マネジメントは、老舗運用会社であり、インハウス運用を行う一方で、提携先ファンドを多岐に提供する能力がある中堅のマルチブティック型の運用会社です。

特に、マルチアセット戦略や債券のロングショート戦略などは日本にはあまり多くないヘッジファンド型の運用手法であり、こうした運用手法に触れることができる運用会社として価値がありそうです。

 

おすすめ13位 アズカルアセットマネージメント 


・代表者名… 稲葉真行
・運用開始… 2005年
・年間利回り… 不明
・手数料… 不明
・投資対象…アメリカ債券戦略、インド投資、ベンチャー投資
・投資戦略… オルタナティブ投資
・運用資産額… 不明

 

アズカルアセットマネジメントは、稲葉真行氏が代表を務める運用会社です。現在17名の従業員を抱える小規模なアセットマネジメントです。投資対象はローン担保証券を主戦略とするアメリカ債権戦略と、現地提携先と連携して投資を行うインド投資、加えて、ベンチャー企業への投資を行っています。

提携先としては、インド、スイス、米国、ドイツなど多国籍に渡っています。運用戦略の主戦略が、アメリカのローン担保債券となっており、この点では、日本には珍しい運用スタイルであることが特徴です。

現在は、2016年に入社した稲葉氏が代表となっており、債券投資を中心とした運用となっているため、体制が変更されたと考えられます。

稲葉氏は、1998年以降、野村アセットマネジメントでグローバル株式のファンドマネージャー業務を行い、2006年にぐっとインベストメント株式会社で日本株のロングショート戦略を行うCEO及びCIO、2008年にロンバー・オーディエ信託株式会社で運用担当取締役などを歴任しています。

 

おすすめ14位 ストラテジック キャピタル 


・代表者名… 代表取締役 丸木強
・運用開始… 2012年
・年間利回り… 不明
・手数料… 不明
・投資対象…日本株式
・投資戦略… アクティビストファンド
・運用資産額… 260億円

 

ストラテジックキャピタルは丸木強氏が2012年に設立したアクティビスト系ヘッジファンドです。丸木氏は東京大学卒業後、野村証券に入社します。その後M&Aコンサルティング(後のMACアセットマネジメント)の創業者の一人としてアクティビストファンドを牽引します。

アクティビストとは、株主提案や議決権行使、TOBなど株主の権利を強く行使することで、企業の資本政策やコーポレートガバナンスに直接的に働きかけ、企業価値を最大化することでリターンを狙う運用手法のことです。

MACアセットマネジメントは、かつて「物言う株主」として金融市場で大きな活躍を見せた、いわゆる村上ファンドと呼ばれるファンドです。通産省官僚であった村上世彰氏と、丸木氏、警察庁官僚の滝沢建也氏が設立したファンドです。

2006年には、4000億円以上の運用資産があったとされています。オリックスなどの支援を受けて設立されました。昭栄へのTOBや、日本放送、TBS、阪神電気鉄道などの株式大量保有などで、大きく報道され注目されました。その後、2006年に村上氏がインサイダー取引で逮捕され、ファンドは解散します。

村上氏自身は、シンガポールに拠点を移して、投資を再開しているとの情報があります。また、ストラテジックキャピタル以外にも、旧村上ファンドの出身者が運用するアクティビストファンドが存在し活躍しているとも言われています。

ストラテジックキャピタルは、蝶理や新日本空調、帝国電気製作所、図書印刷などに増配などを求めて株主提案を行っており、「物言う株主」としての立場を十分に発揮し、金融市場に対して影響を与えています。

投資手法としては、コーポレートガバナンスに改善の余地がある企業において、キャッシュフローが安定的で、株価が割安である企業を対象としています。

アクティビストファンドは、金融市場において賛否が別れる運用スタイルではありますが、近年においては、エンゲージメント投資が一般化したために、アクティビストファンド事態も変化の兆しが見られるようです。

ストラテジックキャピタルが、投資先企業の企業価値を十分に向上させられるかどうかが、日本の金融市場の発展のためにも非常に重要であるため、注目をしていく必要があると考えられます。

 

おすすめ15位 エアーズシー証券 


・代表者名…栗原友紀
・運用開始 2014年
・年間利回り… 不明
・手数料… 不明
・投資対象…日本株式
・投資戦略… ヘッジファンド、不動産投資
・運用資産額… 不明

 

 エアーズシー証券は2014年に設立された証券会社です。ヘッジファンドの販売を多く手がけています。個人向けに海外ヘッジファンドの仲介業務を行っています。

エアーズシー証券がどのようなヘッジファンドと提携しており、仲介をしているのか情報が少ないのが特徴です。十分に情報を収集し投資を行う必要がありそうです。

 

おすすめ16位 エピック・パートナーズ ・インベストメンツ 


・代表者名…武英松
・運用開始… 2005年
・年間利回り… 不明
・手数料… 受託報酬2%(税抜き)と成功報酬20%(税抜き)
・投資対象…日本株式
・投資戦略… 株式ロングショート戦略、マーケットニュートラル
・運用資産額… 520億円

 

創業者は武英松氏。1994年に東京工業大学修士を取得後に、日興証券に入社します。日興証券では自己売買も行い、ペアトレードを主戦略としていました。2000年にUBS証券に入社し、ペアトレードを主戦略とした自己売買を継続。2005年にエピック・パートナーズ ・インベストメンツを設立し、以降運用に長年従事しています。

エピック・パートナーズ ・インベストメンツは、割安銘柄の買いと割高銘柄の売りを同時に行うロングショート戦略を主戦略としています。R&Iファンド大賞2022にて、確定給付年金/オルタナティブ(株式マーケットニュートラル)部門にてプラウイス・オブ・ジャパン・ファンドが受賞しました。

あまり多くの情報がありませんが、ペアトレードを主戦略とするなど、トレーディング手法としては手堅い運用を行っていると考えられます。また、クォンツに強い運用メンバーも抱えており、こうした情報提供を期待したいファンドです。

 

おすすめ17位 GCIアセットマネジメント


・代表者名
… 山内英貴

・運用開始… 2000年
・年間利回り… 3%程度
・手数料… 定率方式と成功報酬方式の2種類
・投資対象…日本株式
・投資戦略… オルタナティブ投資、クォンツ運用
・運用資産額… 700億円

 

GCIアセットマネジメントは山内英貴氏が、東京大学経済学部を卒業後、日本興業銀行を経て、GCIグループを設立した運用会社です。「資産運用の未来を創る」をビジョンとして掲げており、京都ラボ -運用者育成・教育研究プロジェクト-などを行うなど、資産運用に関するサイエンステクノロジーの発展にも尽力しており、クォンツ、データサイエンス、アカデミックに強い運用を行っています。

京都ラボなどの運営にみられるように、学生に対する働きかけが多く見られ、かつ、データサイエンスの発展に対して尽力しており、日本の金融市場を支えていこうという気概の感じられる運用企業だと考えられます。

また、クォンツに強いヘッジファンドは、海外では主流であるものの、日本にはまだあまり根付いていないのが現状です。この点についても、将来が期待される運用会社です。

現在64名の従業員をかかえており、ヘッジファンド運用の他、リスクヘッジソリューション事業を行っており、ヘッジコストを低減した為替オーバーレイなどのサービスを提供しています。

GCIはその前身であるグローバル・サイバー・インベストメントの頭文字です。

主力ファンドであるGCIエンダウメントファンド(成長型)は、モーニングスター社によるファンドオブザイヤー2017においてバランス(成長)型部門において最優秀ファンド賞を受賞、ファンドオブザイヤー2019においてバランス(成長)型部門において優秀ファンド賞を受賞、ファンドオブザイヤー2016においてバランス(安定成長)型部門において最優秀ファンド賞を受賞しました。

 

おすすめ18位 武士道アセットマネジメント 


・代表者名
… 杉山賢次

・運用開始… 2018年
・年間利回り… 不明
・手数料… 基本報酬と成功報酬
・投資対象…日本株式
・投資戦略… 株式のロングショート戦略、マーケットニュートラル、中小型株式
・運用資産額… 90億円

 

武士道アセットマネジメントは杉山賢次氏により設立されたヘッジファンドです。6人程度の役職員で運営されており、比較的規模が小さいヘッジファンドと言えます。

杉山氏は、慶応義塾大学大学院理工学研究科を修了後、三菱UFJモルガンスタンレー証券に入社します。支店営業の後、アナリスト経験を積み、2014年に暁翔キャピタルに入社し、運用業務に携わります。2018年に独立し武士道アセットマネジメント を設立します。

ポートフォリオの半分程度が50%がテック系企業とのことで、一部には米国株式にも投資しているとのことです。ユーリカヘッジやアジアヘッジのアワードにノミネートされるなど、将来が期待されるファンドです。

 

おすすめ19位 トータスパートナーズ 


・代表者名… 島田直樹
・運用開始… 2018年
・年間利回り… 不明
・手数料… 不明
・投資対象…日本株式
・投資戦略… プライベートエクイティ、バイアウト型
・運用資産額… 不明

 

トータスパートナーズの情報はあまり開示されていません。HPなどで確認できる情報としては、プライベートエクイティ型のヘッジファンドであることや、M&Aを利用した事業承継と雇用維持に関心があることです。

事業継承を基本とするM&Aの場合、規模があまり期待できないために、機関投資家の参入は多くなさそうです。どのような収益構造になっているかを精査し、十分に情報取集を行う必要があると考えられます。

 

おすすめ20位 ヘッジファンド証券 


・代表者名… 植頭隆道
・運用開始… 2010年
・年間利回り… 不明
・手数料… 不明
・投資対象…日本株式 ・グローバル株式など
・投資戦略… ファンドオブファンズ形式
・運用資産額… 不明

 

ヘッジファンド証券は、絶対リターン型のマーケットニュートラル運用ヘッジファンド販売に特化した証券会社です。

代表取締役の植頭隆道氏は、2002年に立教大学を卒業後、KOBE証券に入社します。主に富裕層向け営業で実績を積んだ後に、独立。投資事業組合を介したヘッジファンド投資を始め、2010年にUGSアセットマネジメント株式会社の代表取締役に就任。

2013年にヘッジファンド向けコンサルティング業務や富裕層向けビジネスを展開するエピックグループの子会社として、ヘッジファンド証券の代表取締役に就任しています。

推奨ヘッジファンドのパフォーマンスは非常に良好のようですが、実際にどのような選定を行ったのか、UGSアセットマネジメントや親会社のエピックグループとの関係性を精査する必要性があります。

ヘッジファンド証券やUGSアセットマネジメント、エピックグループの情報は非常に限定的なので、十分に情報取集を行う必要があると考えられます。

 

 

おすすめ21位 Japan Act 


・代表者名… 葛生大祐
・運用開始… 不明
・年間利回り… 不明
・手数料… 不明
・投資対象…日本株式
・投資戦略… アクティビストファンド
・運用資産額… 不明

 

Japan Act 合同会社は葛生大祐氏によって設立された比較的新しいアクティビストファンドのようです。2019年にサンエー化研の発行済み株式数1.1%を取得し、増配などを要求する株主提案などを行っています。

ただ、アクティビストファンドを名乗るほどには、株式取得数が非常に少なく、また株主提案の報道もあまり聞こえてこないようです。今後、どのような株主提案や、TOBなど積極的な働きかけができてくるか注目する必要がありそうです。

Japan Actの情報は非常に限定的なため、十分に情報収集を行う必要があると考えられます。


おすすめ22位 キャピタルアセットマネジメント


・代表者名… 代表取締役社長 山崎年喜
・運用開始… 2004年
・年間利回り… 不明
・手数料… 不明
・投資対象…日本株式 、ベトナム株式
・投資戦略… ファンドオブファンズ運用
・運用資産額… 500億円

 

キャピタルアセットマネジメントは、ファンドオブファンズ方式のヘッジファンド運用を行う運用会社です。多様なファンドから選定されたファンド運用となっています。このほか、ベトナム株式やフィリピン株式などアセアンへの投資を得意とする運用会社のようです。

 

おすすめ23位 ファイブスター投信投資顧問


・代表者名… 篠原直人
・運用開始… 2010年
・年間利回り… 6%程度
・手数料… 不明
・投資対象…日本株式
・投資戦略… ロングショート戦略
・運用資産額… 600億円

 

ファイブスター投信投資顧問は、日本株ロングショート戦略などを主戦略とする運用会社です。ボトムアップリサーチを基本とする運用を行っており、その他オプションのロングショートなどを組み合わせたファンドなど、多様な戦略のファンド運用を行っています。

ヘッジファンドではありませんが、投資信託も販売しているので、一般の投資家にとっても購入しやすい戦略となっています。

 

今回のまとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、国内のヘッジファンドについておすすめ順に紹介してみました。

特に1位のBMキャピタルについては本当におすすめですので、少しでもピンときた方は是非資料請求してみて下さい。

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